PATHの編集
PATHの確認
次のコマンドを打つことにより、どこにパス(PATH)が通っているか確認できる。
$env | grep PATH
または
$echo $PATH
パスの設定方法
その場しのぎの設定
環境変数 $PATH を書き換えます。 たとえば /usr/local/hoge/bin へパスを通したい場合
$ PATH=$PATH:/usr/local/hoge/bin $ export PATH
このように入力します。$PATH とは 現時点で環境変数 PATH に設定されているパス名を表す。複数のパスを加えるためには : で区切って指定します。ちなみに、コマンド export PATH は必須。環境変数 PATH を設定する、という意味がある。コマンドは export PATH=$PATH:/foo のように1行にまとめても構わない。
永続的な設定
上記の方法だと、ログアウトしてしまうと、PATHの設定が初期値に戻ってしまう。ログアウトしても、PATHの設定の変更を残したい場合、ホームディレクトリ配下にある .bash_profile を編集する。 .bash_profile の中に PATH=$PATH:〜 と export の記述をするだけで、毎回ログインするたびに自動で環境変数が設定される。
$ vi ~/.bash_profile
環境変数の設定をサーバ内の全ユーザに対して指定したい場合は /etc/profile ファイルを開き、末尾に PATH=$PATH:〜 と export を追加する方法が確実でしょう。 各ユーザの .bash_profile の中には、ログイン後に /etc/profile ファイルを読み込むような記述があるためである。
locateコマンド
ファイルを探したいときにunixであれば、findコマンドを使うが、RedHat系のLinuxではlocateコマンドを使う。
# locate file(or directory)
locateコマンドは、独自のデータベースを参照することにより、対象となる情報を検索する。各ディレクトリを参照することがないため、非常に高速に検索することが出来る。通常では、1日1回データベースが更新される。即座に、locate用のデータベースの内容を最新のものにしたい場合は、次のコマンドを実行します。
# /etc/cron.daily/slocate.cron
whichコマンド
# lwhich command_name
コマンドを探し出し,フルパスで表示する。ただし,パスが通っている物でないと表示されない。パスが通っていないファイルを探すときはfindやlocateを使用するとよい。
このファイルはどこにいったっけ?とファイルの検索を行うときはlocateコマンドは便利。でもpythonってどこにインストールしたかなって探すときにlocateコマンドを使うと、大量に情報が出てきてしまい、混乱するだけになってしまう。これらのコマンドはきちんと使い分けないといけないな。。